花の写真は、シャッターを押す前が大切
画像認識は、写真に写っている形や色などの情報を手がかりにします。ほかの茎に隠れていたり、花びらが途中で切れていたり、暗い影のなかで撮ったりすると、確認できる情報が少なくなります。
きれいに撮れば正しい結果が保証されるわけではありませんが、少し撮り方を変えるだけで、親子でも見比べやすい写真になります。KORENANIでは花、葉、木、庭の植物などに「植物」モードを使えます。ただし、食べられるか、毒があるか、薬になるか、触って安全かといった判断には使用しないでください。
花を分かりやすく撮る5ステップ
1. 花全体を画面に入れる
形が分かる距離まで近づきますが、花びら、花の中心、茎につながる部分を切らないようにします。大きな植物なら、まず植物全体を撮り、次に花を近くから撮る方法もあります。
2. やわらかく均一な光を選ぶ
屋外の日陰や、薄曇りの日は、強い直射日光より色や形が見やすいことがあります。明るい空を花の真後ろに入れると暗く写りやすいため、撮る方向を少し変えてみましょう。風で揺れているときは、植物を手で押さえず、風が弱まるのを待ちます。
3. 背景をできるだけシンプルにする
草、土、無地の壁など、花と区別しやすい背景になる位置へ移動します。複数の花が重なっている場合は、1つの花が分かる角度を探します。花を摘んで机の上へ移す必要はありません。
4. 葉や茎も別の写真で残す
花だけでは分かりにくい場合があります。植物を傷つけない範囲で、次の特徴も別々に撮っておくと見比べやすくなります。
- 茎に葉がどのようについているか
- 植物全体の高さや形
- 近くにあるつぼみや実
- 花が咲く木なら、幹や枝の形
1枚へすべて詰め込まず、花と全体を分けて撮るのがポイントです。
5. カメラを安定させる
両手で持ち、シャッターを押す前に一度止まります。背景ではなく花にピントが合っているか確認しましょう。ぼやけた場合は、少し離れてから撮り直します。
撮る前のチェックリスト
| 確認 | 見るポイント |
|---|---|
| 被写体 | 主役の花がすぐ分かる |
| 画面 | 花びらや中心が切れていない |
| 光 | 深い影がなく形が見える |
| 背景 | ほかの茎や物が花に重なっていない |
| 周辺情報 | 葉や植物全体は別の写真で残す |
植物モードで試し、親子で結果を見る
撮影後は「植物」モードを選びます。結果が目の前の花と大きく違うようなら、距離や角度を変えたり、葉を含む写真を撮ったりします。期待した答えが出るまで繰り返すのではなく、図鑑や詳しい人に確認するきっかけとして扱いましょう。
画像認識の結果が違うと感じたときでは、落ち着いて試せる手順を紹介しています。
植物を傷つけず、安全に観察する
- 園路や施設のルールを守る
- 採取が禁止されている花を摘まない
- 知らない植物には触れない
- 認識結果を食用・健康上の判断に使わない
- 子どもは保護者と一緒に観察する
よい写真とは、被写体だけでなく、観察する人も安全でいられる写真です。まずは1つの花をしっかり見ることから始めてみましょう。
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